2019ぎふ参院選
参院選公約「面白みない」「きれい事」 岐阜大生、辛口の分析

2019年07月13日 10:19

新聞やインターネット上の情報を基に調べた候補者の印象を語る学生=岐阜市柳戸、岐阜大

新聞やインターネット上の情報を基に調べた候補者の印象を語る学生=岐阜市柳戸、岐阜大

 21日投開票の参院選に関し、岐阜大(岐阜市)教育学部の学生が、岐阜選挙区(改選数1)の候補者3人の公約の分析に取り組んだ。新聞各紙の報道、インターネット上の情報を基に、投票先を選ぶポイントを探った参加者からは、「面白みがない」「きれい事ばかり」といった、やや厳しい評価が聞かれた。

 学生有志でつくる「県若者の選挙意識を高める会」が開き、メンバーの3年生14人が参加した。公示日の候補者の訴えを報じた翌日付の新聞5紙を読み比べたほか、候補者のホームページ、ツイッターなどの会員制交流サイト(SNS)にアップロードされた街頭演説の様子から、魅力や実現可能性などの観点で候補者を5段階で採点した。

 最も訴えたい内容だと感じた情報を抽出し、個々の看板政策を考えた。「地元のことをしっかりと理解している」と肯定的に捉える意見があった一方で、「数値目標がなく具体性に欠ける」「演説からは候補者自身が何をしたいのか、いまひとつ伝わらない」といった辛口の採点も相次いだ。

 同会は主権者教育の教材作りや若者の投票率向上に取り組んでいる。代表の男子学生(21)=各務原市=は「投票しなくてはと思っても何を基準に選べばいいか分からない同世代は多い。積極的に情報を得る習慣を付けるための取り組みを広げたい」と語った。