2019ぎふ参院選
大野氏リード維持 参院選県内情勢本社調査

2019年07月17日 10:14

 21日投開票の第25回参院選は終盤戦に入り、3人が立候補した岐阜選挙区(改選数1)でも与野党候補らが激しい戦いを繰り広げている。岐阜新聞社は14~16日に世論調査を実施し、これまでの取材を加味して県内の選挙情勢を分析した。選挙区は、再選を狙う自民党現職の大野泰正候補(60)=公明党推薦=が序盤の傾向と変わらず県内全域で支持を広げて大きくリードし、野党統一候補の立憲民主党新人の梅村慎一候補(48)=国民民主党支持=が懸命に追う。諸派新人の坂本雅彦候補(47)は苦しい戦い。比例代表は、自民が立民など野党を大きく引き離す。選挙区、比例とも約4割が「まだ決めていない」と答えており、今後の情勢は流動的な面がある。

 岐阜選挙区は、大野氏が党支部や友好団体の組織力を生かした選挙戦を展開し、自民支持層の8割以上を手堅くまとめる。連立を組む公明からも6割の支持を得て、戦いを優位に進めている。また、無党派層の4割近くを取り込む。

 年代別では、10代から70歳以上まで全ての年代から4割以上の支持を受け、特に10代、50代、70歳以上は6割以上と高い支持を集める。

 野党4党や連合岐阜の支援を受ける梅村氏は、立民支持層の9割近く、国民支持層の8割近くをまとめる。共産支持層の6割強も取り込み、大野氏の背中を追う。

 一方、無党派層の支持は2割弱にとどまり、政権の批判票の受け皿になりきれていない。年代別では、20代の3割以上、60代の3割近くの支持を集める。岐阜市の近郊では善戦しており、巻き返しを図る。

 坂本氏は支持の広がりを欠く。

 調査は、県内の有権者を対象に電話で実施。有権者がいる世帯にかかった1025件のうち、800人から回答を得た。