移動編集局 中濃編
清流長良川、誇り 「岐阜県の川といえば?」に85%
長良川のイメージ調査

2017年11月12日 00:29

◆本社ネットアンケート 世界農業遺産認定「知っている」61%

20180311003200-7c84958e.jpg 岐阜新聞社が3~9日にインターネット上で実施したアンケート「長良川イメージ調査」で、85.2%の人が「岐阜県の川といえば?」の問いに、長良川と回答した。全回答者の2割に当たる県外者も81.0%が長良川と答えており、岐阜を代表する川と認識されていた。世界農業遺産「清流長良川の鮎」の認定を知っている人は全体で6割に上り、「鮎を育む清流・長良川」が岐阜県の象徴の一つとなっていることが明らかになった。

20180311003203-2b264ee1.jpg アンケートは岐阜新聞Webで実施し、全て選択式で計8問。県内外から817件の回答が寄せられた。うち県内は、居住地別に「関、美濃、郡上市」(中濃の長良川流域)、「美濃加茂市、可児市、加茂郡、可児郡」(可茂地域)、「上記以外の県内」と3区分に分けた。

 「岐阜県の川といえば?」との問いに、全ての世代で8~9割が長良川と答えた。特に、長良川流域の関、美濃、郡上市民では94.1%に上った。

 「清流長良川の鮎」の遺産認定について尋ねる設問には、61.7%が「知っている」と回答。中濃の長良川流域では77.8%が知っていると答え、県内の3区分のうち最も高かった。県外者も4割が知っていた。

20180311003205-62c7f7b5.jpg 長良川水系の鮎を食べたことがあるかを問うと、74.2%が「ある」と回答。遺産認定を知らなかった人も、半数は長良川水系の鮎を食べたことがあり、長良川産の鮎の知名度や普及率が高いことをうかがわせた。ただし20代は3割、20歳未満は4割が、食べたことはあるが長良川産かどうか分からないと回答しており、世代間で関心度に差がみられた。

 長良川流域の歴史や文化などをテーマにした体験型イベント「長良川温泉泊覧会(長良川おんぱく)」のプロデューサーを務める岐阜市のNPO法人ORGAN(オルガン)理事長の蒲勇介さん(38)は調査結果を「長良川が県民に大事にされている証拠となった」と評価。調査では30代以下の世代で、川で遊んだ経験がある人の割合が減っており、「長良川を誇る思いを、次世代へ受け継いでいく必要がある」と訴えた。