ふるさとへの便り
教育設備は日本並み
パラオ

2019年09月20日 09:22

訪問先のペリリュー小学校にて=パラオ・ペリリュー島

訪問先のペリリュー小学校にて=パラオ・ペリリュー島

 私はパラオで働いています。パラオは太平洋にある小さな島国です。日本からはグアム経由で約9時間、半日ほどで行けます。美しい海に囲まれた観光地で、日本からはダイビングの愛好家たちがたくさん訪れます。年間を通して気温は28~32度で雨も降ります。私はJICAの海外協力隊員として教育省で働いています。教育関係では、私の他に5人のJICA隊員が小学校で活動しています。

 私の仕事は公立学校を訪問して、数学の指導法を先生たちにアドバイスしたり、研修会の講師をしたりすることです。また先生たちの評価やテキストの編集もしています。他には、隊員たちの活動を紹介する「パラオ通信」を岐阜県公式ホームページの中の「ぎふ国際交流大使からの便り」に掲載しています。

 パラオでの生活で困ることはほとんどありません。普段はTシャツと短パン、サンダル履きが基本です。食材はアメリカや日本、台湾から送られてきて、日本食も食べられます。インターネットも完備しています。日本のテレビも見られます。

 パラオは小学校の8年間と高等学校の4年間が義務教育です。入学前は幼稚園に当たるヘッドスタート、高校卒業後は2年間の短期大学に大半の子どもが通います。驚くことに、公立学校では授業料が全てタダです。給食も無料です。教育設備は日本と同じ程度に整備されています。その大半がアメリカ合衆国、日本、台湾の援助によるものです。

 授業は基本的に英語で行われるので、私が学校訪問をして困ることはありません。強いて言えば...。授業中に先生が怒り始めるとパラオ語になるので、私には理解できないことです。その他では、パラオ人は話好きなので会議が長いことです。ちょっと疲れます。

 離島の学校には小型の高速ボートで行きます。そのときは大変です。次回はその様子をお知らせします。お楽しみに!

 天野久雄(あまの・ひさお) 岐阜県教員、大学講師、海外日本人学校教員を経て、2018年9月からパラオへ。数学スペシャリストとして教育省で勤務。岐阜市出身。


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