ふるさとへの便り
高山観光の魅力PR
ベトナム

2019年09月27日 09:19

JNTOハノイ事務所のスタッフに高山市観光の魅力を紹介している様子=ベトナム

JNTOハノイ事務所のスタッフに高山市観光の魅力を紹介している様子=ベトナム

 私は今年5月から、高山市より日本政府観光局(以下、JNTO)のハノイ事務所に派遣され、ベトナムからの訪日観光プロモーションに携わっています。政府は2007年に観光を日本の重要な政策の柱と位置付けました。ラグビーワールドカップ、来年の東京オリンピック・パラリンピックに向けても、プロモーション、受け入れ環境整備など、各地でさまざまな取り組みが行われています。その成果として、昨年の訪日外国人旅行者数は、過去最高の3110万人(JNTO発表)に達し、ベトナムからも、過去最高の38万9千人を記録しました。
 特にベトナムからは、昨年には対前年伸び率が25・9%となっており、JNTOが発表している43の国と地域の中で第1位の、非常に勢いのある訪日観光市場です。昨年に観光庁が発表したベトナム人の消費動向調査でも「食品」「電気製品」「化粧品」「医療品」などを中心に消費実績が高く、ベトナム人による日本滞在中の合計支出金額はアジア・欧米豪全20市場の中で、中国に次ぐ第2位の消費額(30万円)となるなど、消費意欲の高さもうかがえます。
 大きな経済発展を背景に、訪日外国人旅行者数が増えているベトナムですが、日本のイメージは東京、京都、大阪、富士山といった代表的なコンテンツが先行し、訪日観光市場でも旅行商品に多く選ばれています。対して、昨年の岐阜県への宿泊旅行者数は3520人、高山市へは1056人と訪日客全体に対して控えめで、前年からの伸び率も大きくありません。
 先日、私は今後の訪日プロモーションを担うJNTOハノイ事務所のスタッフに対し、これまであまり伝えられていない岐阜県や飛騨地域、高山市の観光のプレゼンテーションを行い、岐阜県の魅力を再認識してもらいました。今後も訪日旅行商品に大きな影響を与える旅行会社などを訪れ、岐阜県が訪日旅行の行き先として認識してもらえるよう努めていきます。

 山本信(やまもと・まこと)さん 高山市役所から、2017年4月よりJNTO本部に派遣。今年5月より、同ハノイ事務所に派遣。ベトナム市場における訪日観光プロモーションを担当。高山市出身。


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