ふるさとへの便り
高校でPC操作指導
ネパール

2019年11月08日 09:02

パソコンを操作する生徒たち=ネパール

パソコンを操作する生徒たち=ネパール

 「サバイジャナ、ナマステ!(=皆さん、こんにちは!)」。お久しぶりです。私は現在、ネパールで青年海外協力隊員としてPC(パソコン)インストラクターをしており、今回は勤めている学校と、私自身の仕事について書こうと思います。

 私はネパールの東端、イラム郡イラムにあるスリ・アダルシャ高等学校でPCインストラクターとして働いています。パソコンの操作全般やオフィスソフトの使い方などについて、実習などを通して教える職種なのですが、なんと最初の半年間はPC教室がまだ工事中で、パソコンを使って授業をすることができませんでした。そのためネパール語で書かれた教科書を必死に翻訳しながらパソコンなしで授業をしていました。

 その後、ようやくPC教室が完成し、イラム郡からの援助で多くのパソコンが設置されました。私が働いている学校ではパソコンが家にある生徒は少なく、初めはパソコンのスイッチ、マウスの操作の仕方、キーボードの使い方など何もかもがおぼつかない状態でした。しかし実習を行ううちに少しずつ操作ができるようになってきました。「習うより慣れよ」といいますが、実際に自分で使ってみることの大切さを改めて感じています。

 パソコンの操作には四苦八苦している生徒たちですが、生き生きと活躍することももちろんあります。その一つがスポーツです。サッカーや卓球など日本でよく知られたスポーツも人気ですが、他に人気のスポーツにクリケットがあります。野球のようなスポーツで日本ではあまり聞きませんが、インドやネパールなどでとても人気で、イラムでも学校対抗の大会があり、町の人や学校の生徒ら多くの人が詰め掛ける一大イベントになっています。日本でもネパールでも、白球を追い掛ける子どもたちの姿はまぶしく見えます。

 田邊大也(たなべ・だいや)さん 高校で講師を1年間務めた後、今年1月からネパールにPCインストラクターの職種で派遣され、現在PCに関する授業を行っている。岐阜市出身。25歳。


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