ふるさとへの便り
お土産Tシャツ考案
エクアドル

2020年01月10日 09:39

自作したTシャツと写真の舞台になったアマゾン川の支流=エクアドル・パスタサ県

自作したTシャツと写真の舞台になったアマゾン川の支流=エクアドル・パスタサ県

 南米大陸の赤道直下、エクアドルの熱帯雨林地帯に位置するパスタサ県に青年海外協力隊員として赴任して1年半がたちました。配属先のパスタサ県庁・観光課にて県内にある各観光地への調査訪問や観光イベントの補助を行いながら、エクアドル在住の日本人が観光に来た際には1日ツアーに同行したり、エクアドル国内の観光地を視察して外国人観光客の情報を集めたり、会員制交流サイト(SNS)やブログにてパスタサ県をはじめ、エクアドル各地の情報を発信したりしています。継続して情報発信をしていた効果もあり、エクアドルを旅行中または旅行予定の人からSNSを通して質問や相談が来るようになりました。これらの問い合わせに答えることで、少しでも旅行の心配をなくし、エクアドルを楽しんでもらえるように努めています。

 私が活動しているパスタサ県には、隣の県の旅行会社が主催するツアーを通して、毎日たくさんの外国人観光客が来ています。観光客は来ているのですが、隣の県からの日帰りツアーなので、パスタサ県内にお金がほとんど落ちていないという問題点があります。その問題を少しでも改善できるように、街にお金が落ちる方法を考え、オリジナルのお土産を作ってみることにしました。世界各国、人気のある観光地はどこもお土産としてTシャツがあります。しかし、パスタサ県にはオリジナルのお土産Tシャツがありませんでした。そこで、試作品として、アマゾン川の支流を眺めることができる人気観光地の風景を生かしてTシャツをデザインしました。

 ただお土産を作るだけではなく、市内にあるお土産屋さんに見せて意見を交わしたり、外国人観光客から感想を聞いたりしてマーケティングをする必要があります。今後も何回か試作品を作ってみようと思っていますが、実際に私がデザインした物が採用されるというよりは、このようなTシャツ作成をきっかけに、観光地をアピールできるグッズを作ることに興味を持ってもらえたらいいなと思います。

 江口友晴(えぐち・ともはる)さん 旅行会社勤務を経て、2018年7月に青年海外協力隊員としてエクアドルに派遣。パスタサ県庁で日本やアジアからの観光客誘致活動を支援。羽島市出身。29歳。


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