ふるさとへの便り
菌床キノコ、収穫量微増
ペルー

2020年09月04日 10:27

キノコ栽培の様子=ペルー

キノコ栽培の様子=ペルー

 こんにちは。私はペルーのイキトスという都市でキノコ栽培の普及活動をしています。現在は新型コロナウイルスが世界中で広がった影響により、日本に一時帰国しています。約半年ほど前にもキノコ栽培について投稿していますので、今回はその後の結果と現地での休日の過ごし方をお伝えしようと思います。

 ヒラタケの増産計画は、バナナの皮を基にした菌床にサトウキビの搾りかすや米ぬかなど、キノコの栄養源となりそうな物を加えてみることで収穫量が少し増え、順調に進められていました。一方、小中学校でのキノコ栽培の研修会は学校がクリスマス後の長期休みに入ったことにより、実施できていませんでした。今年の2月には再開する準備をしていましたが、新型コロナウイルスの流行がペルーでも始まったことで、研修会は中止せざるを得なくなりました。そして3月中旬にはイキトスにおいても感染拡大が始まり、配属先への出勤は禁止、キノコ栽培活動は休止となりました。

 このように活動してきましたが、コロナウイルスが流行する前の休日には、よくアマゾン川で現地に住むペルー人の友人と釣りを楽しんでいました。日本では見られない奇抜な形をしたアマゾン特有の魚や、歯の鋭いピラニアがよく釣れていました。釣れた魚は持ち帰り、塩をまぶし、バナナの葉に包んで蒸し焼きにして食べていました。その際は友人たちと多く語らい、時には踊り合ったことが楽しい思い出となっています。

 4月中旬には健康な状態で日本へ帰国でき、ほっとしましたが、活動半ばの状態であったこともあり、悔しい思いもしています。願わくはコロナウイルスの流行が収まり、再赴任が実現できればと思い、日本での待機を続けています。

 辻孝治 農業関係団体職員を経て一昨年から青年海外協力隊としてペルー派遣。アマゾン地域調査庁でキノコ栽培を普及。高山市出身。


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