頑張ってます岐阜県人
佐々 嘉則さん
名古屋空港ビルディング社長

2017年09月07日 10:01

県をまたいだ広域観光の必要性を訴える佐々嘉則さん=愛知県豊山町、名古屋空港ビルディング

県をまたいだ広域観光の必要性を訴える佐々嘉則さん=愛知県豊山町、名古屋空港ビルディング

県またいだ広域観光を

 「鉄道からロープウエー、そして航空機。仕事のステージがどんどん上空へと向かっていく」。愛知県営名古屋空港を管理運営する第三セクターのトップはそう笑顔で語る。「空港は国際交流の拠点」「観光に県境はない」との思いを胸に、昇龍道やノーベル街道など、県をまたいだ広域観光の必要性を訴える。

 多治見市出身。名古屋大工学部から名古屋鉄道に入社。変電所や踏切など技術系一筋でキャリアを積み重ねる。初任地だった変電所では仰天体験も。目の前の避雷器に落雷があり、「文字通り、腰が抜けたね」と振り返る。

 2012年、転機が訪れる。奥飛観光開発(高山市)の社長に就任。初の単身赴任で不安だったが「飛騨人の温かさがうれしかった」。

 「自分の目で確かめる」。徹底した現場主義を貫き、観光客と接してニーズを的確につかむ。学生時代、全国を旅した行動力が生きている。

 16年から現職。広域観光はもちろん、空港周辺活性化の一翼も担う。ことし11月には航空機をテーマにしたミュージアムがオープンする。「空港そのものの観光地化を進めたい」と力強く語る。

 趣味はゴルフ。64歳。

(岐阜新聞 2017年9月7日掲載)


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