頑張ってます岐阜県人
河村 善隆さん
中部地方整備局用地調査官

2018年03月16日 11:50

「用地業務は人と人とのつながり」と職員が信頼を得る大切さを語る河村善隆さん=名古屋市中区、中部地方整備局

「用地業務は人と人とのつながり」と職員が信頼を得る大切さを語る河村善隆さん=名古屋市中区、中部地方整備局

地権者との信頼関係構築

 東海4県の道路や河川の整備など公共事業に必要な用地の取得、補償を総括する用地調査官を本年度から務める。「用地取得を進めるには地権者との信頼関係づくりが不可欠」と職員の心得を語る。

 美濃加茂市在住。1984年に中部地方建設局(当時)に入局し、岐阜国道事務所副所長、中部地整用地対策課長などを歴任。もっぱら用地の業務に従事してきた。

 中部地整管内では用地の99%が強制収用によらない任意の買収で確保されており、現場では担当職員が夜や土日にも説明に足を運ぶ。人に対応する仕事で苦労は多いが、自身もダム建設に反対の住民と膝詰めで語り合い、転機となる測量調査を受け入れてもらった経験などを通じ、手応えとやりがいを感じてきた。

 同事務所では東海環状自動車道の事業に反社会的勢力などの介入を防ごうと不当要求防止対策協議会を立ち上げ、弁護士や警察の支援を受けやすい体制を構築。中部管内で初めて受注業者も含む組織にした。「安全に安心して業務に従事できる環境を整えたい」と話す。

 座右の銘は「何事も適当に」。部下には取り繕わずポイントを押さえた仕事をする大切さを説く。音楽鑑賞が趣味でシニア野球に汗を流す58歳。


過去の記事