頑張ってます岐阜県人
小栗 左多里さん
漫画家

2018年08月03日 09:10

トニー・ラズロさんとともに本を紹介する小栗左多里さん(右)=東京都新宿区、ポプラ社

トニー・ラズロさんとともに本を紹介する小栗左多里さん(右)=東京都新宿区、ポプラ社

伝統文化や職人技を表現

 外国人の夫、トニー・ラズロさんとともに、岐阜県内で刀鍛冶や紙すき、陶芸に挑戦した姿を描いた「手に持って、行こう ダーリンの手仕事にっぽん」(ポプラ社)を発刊した。「生活に身近な物を自分の手で作り、これまでと違った角度で見えてくるものがあった」と振り返る。

 関市出身。加納高校美術科から多摩美術大学に進んだ。卒業後はデザイン事務所で働きながら漫画家の夢を追い続け、29歳でデビュー。多文化共生のNGOを運営するトニーさんとの日常をつづった「ダーリンは外国人」は、シリーズ累計400万部のベストセラーとなっている。

 最新作の「手に持って-」は、伝統文化を体験した驚きや職人技のすごさを、ほのぼのとしたタッチで表現。外国人の視点で捉えたトニーさんのコラムも掲載されている。

 また、「とんちんかん」や「あいづちを打つ」といった言葉の語源が、職人の所作などからきていることを紹介。「かつては、言葉になるほど、ものづくりが身近な存在だった。自分が育ったふるさとを見つめ直すきっかけにもなった」と話す。ベルリン在住。51歳。


過去の記事