頑張ってます岐阜県人
佐々木 弘道さん
天文ボランティア

2018年08月31日 10:00

「感動を手助けしたい」と話す佐々木弘道さん=東京都墨田区

「感動を手助けしたい」と話す佐々木弘道さん=東京都墨田区

星空の観察、感動を手助け

 見上げた夜空を埋める満天の星に心を奪われた。「天の川が明るすぎて北斗七星が探せないほどだった」。2011年夏、北アルプス・薬師岳にある太郎平小屋テント場での出来事だった。

 岐阜市出身。大垣市に本社を置く会社に勤め、3年前に東京支店に転勤。あの日の感動を多くの人にも味わってもらおうと、東京都葛飾区の博物館で天文ボランティアとして活動している。

 「星の色は、表面温度や距離によって違う。奥が深い」。安八郡安八町の星空案内人養成講座を受講した経験を生かし、星座や暦に関する「宙(そら)トーク」で講師を担当したり、望遠鏡を使った観望会で天体を紹介したり。来場者に星空の魅力を伝えている。

 今年は、15年ぶりに火星が地球に大接近し、9月上旬ごろまでひときわ明るく大きく見え、観察が楽しめる。「かえって大人の方が感動し、『初めて望遠鏡をのぞきました』と子供のように喜んでくれる。感動を手助けできればうれしい」と笑顔をのぞかせる。東京都墨田区在住。35歳。

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