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浦田 秀穂さん
撮影監督

2018年10月26日 09:47

「世界の現在を表現する映画づくりに携わっていきたい」と語る浦田秀穂さん=岐阜新聞東京支社

「世界の現在を表現する映画づくりに携わっていきたい」と語る浦田秀穂さん=岐阜新聞東京支社

映画で世界の現在を表現

 撮影監督を務めたシンガポールの映画「幻土(げんど)(原題A Land Imagined)」が8月、スイスで開催された第71回ロカルノ国際映画祭で最優秀作品の「金豹賞」を受賞した。

 シンガポールの埋め立て地で起きた中国人建設労働者の失踪に迫るストーリー。「急速な発展を遂げる東南アジアは、経済発展の陰でさまざまな社会問題を抱え、それをテーマにした作品がどんどん生まれている」とシンガポール映画界について話す。

 岐阜市出身。小学生の頃、父親を説得し毎週のように柳ケ瀬商店街の映画館に連れて行ってもらった。「映画は自分の知らない世界と文化を教えてくれた」

 大学在学中に世界を旅して目にした各国の映画で映画界への興味が膨らんでいった。卒業後、米国に渡り、ニューヨーク大学大学院で映画製作を学んだ。

 撮影監督として国内外で活躍し、2011年からはシンガポールのラサール芸術大学で教授を務め、世界中から集まる若手を育成する。「言語を超える映画という媒体を通して、世界の現在を表現する映画づくりに携わっていきたい」。シンガポール在住。50歳。

 「幻土」は映画祭「東京フィルメックス」(11月17~25日)で上映される。

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