頑張ってます岐阜県人
竹田 博さん
名古屋木材商品開発室長

2019年01月18日 10:30

「商品を通じて木の良さを伝えたい」と語る竹田博さん=名古屋市中川区、名古屋木材

「商品を通じて木の良さを伝えたい」と語る竹田博さん=名古屋市中川区、名古屋木材

木の魅力伝わる商品開発

 名古屋市中川区の木材卸名古屋木材で、圧縮木材を活用した商品開発を担う。「木材は、循環型社会に貢献できる最高の素材。製品を通じて身近にもっと木がある社会にしたい」と力を込める。

 「ずっと木と関わって生きている」。きっかけをくれたのは父だった。作り付けの家具を手掛ける職人だったことから、身近に木材や工具が転がる環境で育つ。名古屋大大学院で林産学を学び、1996年に入社した。

 薬品を使わず、水と熱の力で木材を柔らかくする圧縮加工技術を活用した木材を使い、履く時だけかかとに合わせて湾曲する靴べら、美しい木目が印象的なシステム手帳などの商品開発に携わってきた。

 今年3月には、五角形の外観と内部の精緻な造形で重厚な音を響かせるスピーカー「リグノオーディオ」が発売予定。「低音がよく響く。木の魅力をより広める商品にしたい」と語る。

 名古屋市出身、愛知県稲沢市育ち。岐阜県人になったのは大垣市墨俣町出身の妻との出会いが契機で、羽島市に移住した。「新幹線駅が近いおかげで、東京出張にも便利」と、"木の国"での暮らしを気に入っている。46歳。

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