頑張ってます岐阜県人
宮嶋 健太さん
三段リーグに昇格し連勝中

2019年10月17日 10:02

「挑戦し続けるのみ」と語る宮嶋健太さん。人工知能を駆使した将棋ソフトで日々研さんを積む=岐阜市

「挑戦し続けるのみ」と語る宮嶋健太さん。人工知能を駆使した将棋ソフトで日々研さんを積む=岐阜市

夢のプロ棋士へ前進

 5日開幕した将棋のプロ養成機関「奨励会」の第66回三段リーグ戦で初戦連勝。「焦らず自分のペースで将棋が指せた」と胸を張る。

 今期リーグは30人が参戦し、勝ち抜いて四段(プロ棋士)になれるのはわずか2人。原則26歳までに昇段できなければ退会という狭き門だが、そこに風穴を開ければ、初の岐阜市在住の男性プロ棋士が誕生する。

 駒を初めて手にしたのは幼稚園のとき。すぐに父親を負かすまでに成長し、小学1年で県小学生名人戦で優勝した。4年生で奨励会に入会。高校卒業後は「将棋一本でやりたい。自信もある」と一度は考えた大学進学を取りやめ、将棋の上達に時間をつぎ込んだ。

 毎月2回、大阪市で開かれる同会関西本部に通い、日々インターネットや将棋ソフトで研究。腕を磨いた岐阜県の将棋界に恩返ししたいと、対局の合間には母校の鴬谷高校将棋部の後輩たちを指導する。全国の同期ライバル棋士はもちろん、遠くには将棋の最年少プロ藤井聡太七段(17)も見据える。「まずは目の前の一局一局に集中するだけだが、いつか藤井七段とも対局したい」。20歳。


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