頑張ってます岐阜県人
向井 大祐さん
日本画家

2019年12月12日 10:27

「しっかり観察し、自然な姿を描きたい」と語る向井大祐さん=東京・上野公園、東京芸術大 

「しっかり観察し、自然な姿を描きたい」と語る向井大祐さん=東京・上野公園、東京芸術大 

故郷での個展へ意欲

 10月に東京都内で開かれた個展。冬桜などを緻密な描写とダイナミックな構図で表現した日本画作品は、来場者を魅了した。「ものをしっかり観察し、自然な姿を描くのが楽しい」と創作への意欲を語る。

 岐阜市出身。鴬谷高校時代、中等部で美術を担当していた講師との出会いがきっかけになった。デッサンの基礎から教わり、自宅を訪ねて指導を仰いだ。「先生のおかげで今の自分がある」

 東京芸術大で本格的に日本画を学び、その奥深さに引き込まれていった。大学院に進み、日本の古典絵画の模写や修理を通して、伝統文化を継承する技術、知識を修得した。現在、大学院で助手として研究に取り組むとともに、自身の作家活動に生かしながら表現力を磨いている。

 来年2月には、初めて岐阜市で個展を開催する予定。今後の目標について「画家は、長い期間にわたって続けていく稼業。ピークは先にあるかもしれない」と見据えた上で「今は焦らず、基本をしっかりと身に付けていきたい」と力を込める。

 東京都荒川区在住。31歳。


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