頑張ってます岐阜県人
髙木 智広さん
画家

2020年07月30日 10:36

「コロナ禍で価値観が変化しているが、自分のやり方で創作を続けたい」と語る髙木智広さん=東京都中央区銀座、ヴァニラ画廊

「コロナ禍で価値観が変化しているが、自分のやり方で創作を続けたい」と語る髙木智広さん=東京都中央区銀座、ヴァニラ画廊

人の自由意志、油彩に

 「新型コロナウイルスによって、人間主体の価値観からの転換が進んでいる。新型コロナも地球全体からみれば悪いことではないのかもしれない」。コロナ禍で一変した社会生活も、自然の営みの一部と捉える。

 今月、東京・銀座で油彩画や写真、人形など多彩なジャンルの作家10人によるグループ展を開き、失楽園をテーマにした前衛的なアート作品を発表した。現代の社会的モラルの中で奪われつつある人々の自由意志を呼び覚ます空間を作り上げた。

 揖斐郡揖斐川町生まれ。岐阜市で育ち、加納高校を卒業後、武蔵野美術大短期大学部で油彩画を学んだ。20代でパプアニューギニアを訪ね、人間も自然の一部であることを実感したのが創作の原点にある。1997年から京都にアトリエを構え、自然と人間との関係を意識した作品を描き、海外でも発表してきた。

 「価値観が大きく変化する中でも、変わるものと変わらないものがある。油絵は古典的な技法だが、表現方法としてしっくりくる。自分のやり方で創作を続けたい」と語る。京都市在住。48歳。


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