頑張ってます岐阜県人
小林 利徳さん
日本車輌製造豊川製作所

2020年08月13日 09:36

東海道新幹線の新型車両「N700S」などの部品溶接を手掛ける小林利徳さん=愛知県豊川市、日本車輌製造豊川製作所

東海道新幹線の新型車両「N700S」などの部品溶接を手掛ける小林利徳さん=愛知県豊川市、日本車輌製造豊川製作所

新型車両の溶接担う

 7月にデビューした東海道新幹線の新型車両「N700S」。出張や旅行で乗る機会があれば、乗り込む前、出入り口上部のパーツを気にして見てほしい。そこの溶接を担ったのが、日本車輌製造豊川製作所(愛知県豊川市)の、この若き岐阜県人だ。

 美濃加茂市出身。可児工業高校を卒業後、2014年入社。これまでも東海道新幹線「N700A」などの車両の溶接に携わり、最近は、特急「ひだ」などで22年度に投入される新型ハイブリッド特急車両「HC85系」も担当した。

 開口部の出入り口付近は鉄道車両の中でも特に強度が求められる部分。高度な溶接技術が必要で、昨年の第45回全国軽金属溶接技術競技会では第3種ティグ溶接で優良賞に輝く腕前の持ち主。「センスがいい」と上司の信頼も厚い。「岐阜県で育てられた経験が今につながっている。先輩に教わりながら今まで以上に技術を高め、人間的にも成長したい」と意気込む。

 高校時代はラグビー部で活躍。海あり県で働くようになってから海男に。休日はサーフィンを楽しむ。愛知県豊川市在住。24歳。


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