頑張ってます岐阜県人
安江 健一さん
富山大学都市デザイン学部准教授

2020年10月08日 10:09

古里加子母で得た経験を、富山大での研究や教育に生かす安江健一さん。地元出版物の執筆にも携わる=富山市、富山大学

古里加子母で得た経験を、富山大での研究や教育に生かす安江健一さん。地元出版物の執筆にも携わる=富山市、富山大学

断層研究、防災に貢献

 「富山県と岐阜県は河川でつながっている。同じ流域圏として両県協働で研究に取り組みたい」。3年ほど前まで、中津川市の道の駅「加子母」のスタッフとして地域の人に理科教室を開いていた"若き博士"は今、富山大にいる。

 富山の地域課題の解決を考える同大の学生を指導するほか、岐阜でも、地震を引き起こす活断層に関わる研究で飛騨市と連携。活断層について、各地で講演したり児童生徒らと案内看板を作ったりして地域の防災意識を高めている。

 中津川市加子母出身。地震学の世界で知られる阿寺断層が通り、古里の地形を造り出したことに興味を持ち、恵那高から富山大、同大大学院に進んで活断層などの地形や地質を研究。一時、Uターンして所属していた道の駅では理科を通じて地域の人と交流。「加子母で得た経験は大きい」といい、学ぶ側の自主性や探究心を高める自らの指導スタイルは加子母の自治精神を受け継いでいる。

 特技は加子母で盛んな弓道、趣味は子どもの頃から続ける鮎の友釣り。2018年4月から現職。富山市在住。46歳。


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