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次亜塩素酸水に消毒作用ある? コロナへの効果は検証中
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2020年06月22日 18:38

 新型コロナウイルスの感染防止のため、次亜塩素酸水を使って除菌をする様子を伝える記事が新聞に載っていました。先日テレビでニュースを見ていたら、新型コロナの消毒で次亜塩素酸水の効果は確認されていないと言っていました。実際に消毒の効果はあるのでしょうか。
(揖斐郡揖斐川町・40代女性)


 新型コロナウイルスが流行してから、飲食店や公共施設などさまざまな場所で消毒液を目にするようになりました。次亜塩素酸水について製品評価技術基盤機構(NITE)に尋ねると、新型コロナに対する効果は現在検証中とのことでした。月内には検証結果を出せるようです。

 次亜塩素酸水は食品の殺菌などで用いられている電解水で、食品添加物にも指定されています。新型コロナが流行する前までは手指の消毒といえばアルコール消毒液が一般的でしたが、感染拡大に伴ってアルコール消毒液が品薄になり、代わりに次亜塩素酸水が注目を集めました。消毒液を必要としていた社会的背景も相まって、新しいウイルスへの効果が検証される前に急速に普及しました。

 では、検証結果が出るまでどのように消毒をしたらよいのでしょうか? 実は身近なものでできます。多くの人が触れるドアノブや手すりなど物品の消毒は、塩素系漂白剤を薄めたもので拭くのが有効とされています。NITEのホームページで、新型コロナに有効と判断された台所用洗剤などを確認できますので、気になる方はチェックしてみてください。

 手指の消毒では、厚生労働省は流水と石けんでの手洗いを勧めています。消毒液は手軽さが魅力ですが、まずは従来からの消毒方法を実践するのが大切なんですね。


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