移動編集局 飛騨編
(下)飛騨のため、働きたい
語らんかな!高校生

2017年05月01日 12:12

住むまちや将来の夢について語ってくれた高校生たち。(左から)有巣丞哉さん、瀬ノ上紗帆さん、中川拓己さん、北村奈央さん、今井樹さん=高山市片原町

住むまちや将来の夢について語ってくれた高校生たち。(左から)有巣丞哉さん、瀬ノ上紗帆さん、中川拓己さん、北村奈央さん、今井樹さん=高山市片原町

都会に進学、だけど古里が好き/若者が帰ってこられる場所を

 岐阜新聞が移動編集局に合わせて行った「語らんかな!」に参加した飛騨地域の高校生たちが、地元で働くことへの思いや住むまちへの期待を語った。参加したのは、斐太高3年瀬ノ上紗帆さん(17)=高山市=、飛騨高山高3年中川拓己さん(17)=下呂市=、高山西高2年有巣丞哉さん(16)=高山市=、吉城高3年北村奈央さん(17)=飛騨市=、益田清風高3年今井樹さん(17)=下呂市=。

 ―将来の夢は。

 北村 看護師になりたい。看護職なら住み心地がいい古里に帰ってこられる。飛騨を離れ、東海地区の大学に進学を考えている。

 今井 理学療法士として地元で働きたい。

 瀬ノ上 小学生の頃から国際線の客室乗務員になることが夢。名古屋の大学に進学したい。今後出会う人に私を通じて高山を知ってもらい、多くの人に訪れてほしいな。

 中川 卒業後は飛騨地域で就職し、製造業に携わりたい。高山市内に勤める4歳上の兄も製造業で、充実した生活を送る姿を見て、いいなと思った。

 有巣 理系で学んでいるが、目標はまだ決まっていない。東京へ進学していろいろな事を経験したい。

 ―地元で働きたいと思うか。

 中川 学校に送られてくる求人票は、業務内容が漠然としていて働くイメージがしづらい。仕事の意義や細かな内容を知りたい。

 北村 看護は高校での体験などで、仕事について深く知る機会が多いからいい。

 有巣 自分が何に向いているのかを知る機会があればよかった。地元にどんな仕事があるかが分からないから、都会に行くというのもある。

 瀬ノ上 進学に向けた勉強が中心で、とりあえず大学に行くために飛騨を出る同級生が大多数。でも、地元が嫌いな人はあまりいないと思う。

 ―皆が住むまちに期待することは。

 北村 伝統はそのまま続いてほしい。少子化で祭りの担い手も減っており、地域外の人に助けてもらっている。人が増えて、今まで以上に明るいまちになってほしい。

 中川 住む人も観光客も、どちらも楽しんでもらえるまちであってほしい。

 有巣 アルバイトも含め、社会の中でいろいろ経験できる機会が増えるといい。こんな仕事もあるんだと知れば、高山で暮らすことも身近になる。

 今井 子どもや若い人が減って、地元の活気がなくなるのは寂しい。離れた友達が帰ってこられる場所をつくりたい。