移動編集局 飛騨編
東山寺院群 古都の風情、訪日客魅了
エンジョイ!飛騨

2017年05月02日 14:20

寺院が立ち並ぶ通りを歩いて巡る観光客=高山市愛宕町

寺院が立ち並ぶ通りを歩いて巡る観光客=高山市愛宕町

 JR高山駅(岐阜県高山市)の東にある安川通りの商店街を抜けて、なだらかな坂道を進んでいくと、さまざまな宗派の寺や神社が立ち並ぶ「東山寺院群」に突き当たる。

 11の寺や神社をつなぐ全長約4キロの遊歩道は、外国人観光客の人気スポット。高山市観光課によると、初代高山藩主金森長近が城下町の整備に当たり、丘陵地になっている一帯に寺社を建立、移築したのが始まりという。

 1586年に移築された大雄寺(同市愛宕町)にも、山門の彫刻や、飛騨地域最古の鐘楼とされる鐘堂に見入る欧米人の姿が見られた。住職の田中玄恵さん(50)は「いかにも日本らしい景観が、人々を引きつけるのだろう」と推察。訪日客を温かく迎え入れ、古都の風情を伝えている。