移動編集局 信長450

【濃姫遺髪塚】 岐阜と信長 縁結ぶ

2017年07月20日 14:12

  • 西野不動の境内にあったムクノキの根元に、戦後建立された濃姫の「遺髪塚」=岐阜市不動町
  • 濃姫遺髪塚の隣に建つ西野不動。織田信長が岐阜町の守りのための「四天王」の一つとして、現在の場所に移したといわれている=岐阜市不動町

 織田信長公と岐阜、両者を結ぶ象徴といえば、斎藤道三の娘で信長公の正室「濃姫(のうひめ)」。岐阜市不動町の西野不動には、濃姫の遺髪が埋葬されたという言い伝えが残っているよ。

 濃姫の死には諸説あって、結婚後病死したとも、信長公の死後30年は生きたともいわれているよ。西野不動の堂守(どうもり)をしている家系の中島和彦さん(81)=同市西野町=に聞くと、濃姫は本能寺で亡くなり、家臣が岐阜に遺髪を持ち帰り、城下を守る四天王の一つだった西野不動に埋葬した―と伝わっているのだそう。

 境内は岐阜空襲で焼失したけど、遺髪塚は辛くも焼け残ったムクノキのそばに、戦後建てられたんだよ。

 記録では、きょうだいに当たる斎藤義龍(よしたつ)の死後、義龍の妻が持っていたつぼを信長公がしつこく要求したとき、濃姫は自害をほのめかして強く抵抗したみたい。斎藤氏時代からの家臣の美濃衆を代表し、夫に毅然(きぜん)とした態度をとったんだね。

 岐阜と信長公の縁を結んだ濃姫。この地で私たちを見守ってくれているといいな。う~ん、ぜひにおよばず☆

=おわり=

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