岐阜新聞・岐阜放送懇談会

もう一人の自分探しを<11月合同例会>

2018年11月13日 13:06

「定年後は自分がいい顔になれることに取り組んでほしい」と呼び掛ける楠木新氏=岐阜市長良福光、岐阜都ホテル

「定年後は自分がいい顔になれることに取り組んでほしい」と呼び掛ける楠木新氏=岐阜市長良福光、岐阜都ホテル

◆テーマ 「定年後を見据えた働き方改革」

 岐阜新聞・岐阜放送懇談会の11月合同例会は12日、岐阜市長良福光の岐阜都ホテルで開かれた。作家で神戸松蔭女子学院大学教授の楠木新氏(64)が「定年後を見据えた働き方改革」と題して講演し、「現役時代から人生の後半戦のために準備し、自分が『いい顔』になれるようなことに取り組んでほしい」と呼び掛けた。

 楠木氏は、生命保険会社に勤務していた50代から取材や執筆活動を始め、60歳で定年退職。昨年出版した、定年後の長い人生をどう生きるかを指南した新書「定年後」がベストセラーとなった。

 これまでの取材経験から、定年後の転身で充実感を得ている人は「生き生きとして、いい顔をしている」と指摘。「もう一人の自分」を探すために50代から行動し始める大切さを説き、独自に定めた「定年準備・行動7カ条」を紹介した。

 「焦らず急げ」や「単なる趣味の範囲にとどめない」「個人事業主に学ぶ」などの7カ条をそれぞれ説明。「定年後は、仕事の成果などにとらわれる必要がなくなる。長い定年後のために早めに行動し始め、試行錯誤しながら主体的に生きてほしい」と話した。

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