岐阜新聞・岐阜放送懇談会

改憲勢力の確保「困難」<在京県人例会>

2019年01月22日 11:00

夏の参院選の展望などについて語る松浦基明氏=東京・内幸町、日本プレスセンター

夏の参院選の展望などについて語る松浦基明氏=東京・内幸町、日本プレスセンター

【テーマ】「新時代の日本の展望」

 岐阜新聞・岐阜放送在京岐阜県人懇談会の第109回例会は21日、東京都内で開かれた。共同通信社政治部長の松浦基明氏が「新時代の日本の展望」をテーマに講演し、夏の参院選や今後の政局の展望などを語った。

 参院選を巡り、今年は4年ごとの統一地方選と3年ごとの参院選が重なる12年に1度の「亥(い)年選挙」の年で、過去には時の与党が苦戦を強いられた歴史を振り返り、「参院選を乗り切れば、安倍政権にとっては11月に歴代最長政権となることが視野に入ってくる」と指摘した。

 その上で、与党の過半数維持には「ハードルはあまり高くない」とする一方、改憲勢力が憲法改正の国会発議に必要な3分の2議席を確保するのは「厳しい」との見方を示した。与党による安全保障関連法案の採決強行や森友、加計学園問題、政権の長期化などで、イメージが悪くなっている可能性があるという。野党勢力は、改選1人区での勝負が鍵を握るとした。

 衆参同日選に関しては、公明党が反対しており「可能性は低い」と言及。ただ「国会会期末までは注意深く見ていく必要がある」とも述べた。

 日ロ交渉や日朝交渉などについても語った。

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