岐阜新聞・岐阜放送懇談会

一流になる鍵は「人間力」《西濃5月例会》

2018年05月16日 10:01

「ライバルがいるから成長できると思える選手が一流になれる」と語るタック川本氏=大垣市万石、大垣フォーラムホテル

「ライバルがいるから成長できると思える選手が一流になれる」と語るタック川本氏=大垣市万石、大垣フォーラムホテル

テーマ「マネージメントはメジャーリーグに学べ~企業を活性化させる人と組織」
 岐阜新聞・岐阜放送懇談会の5月西濃例会は15日、大垣市万石の大垣フォーラムホテルで開いた。国際ビジネス&スポーツアナリストで、米大リーグ3球団でのフロント経験を持つタック川本氏(74)が「マネージメントはメジャーリーグに学べ~企業を活性化させる人と組織」と題して講演し、「メジャーで一流になれるかを決めるのは技術が1%、99%はメンタル。魅力ある人間性、人間力が問われる」と語った。

 川本氏は早大卒業後、米国でスポーツファイナンシャルマネジメントを研究。大リーグのロイヤルズ、エクスポズ(現ナショナルズ)を経て、1999年にエンゼルスでフロントへ入ると2002年のチームのワールドチャンピオンに貢献した。

 講演では、エンゼルスのロゴが輝くチャンピオンリングを示しながら大リーグ球団の人材育成について詳しく紹介。球団は技術と同様に協調性や奉仕精神、目標設定能力などを重視しているとし、「うまくいかない選手は過去の栄光を語り、組織を批判し始める。過去と他人は変えられないが未来と自分はいつでも変えられる。メジャーの格言の一つ」と話した。

 また、投打の「二刀流」で活躍するエンゼルスの大谷翔平選手が一流になるための3条件を指摘。英語などコミュニケーション能力、米国の食べ物への適応に加え、「メジャーは表向きノーとは言っているが、人種の違いによる差別が残る。どうクリアしていくかも問われる」と語った。

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