岐阜新聞・岐阜放送懇談会
成果認め、信頼関係築く《東濃4月例会》
夢育代表・松井裕志氏

2017年04月27日 11:57

「部下を尊重し、行動や結果を承認することがより良い協働関係につながる」と語る松井裕志氏=多治見市白山町、オースタット国際ホテル多治見

「部下を尊重し、行動や結果を承認することがより良い協働関係につながる」と語る松井裕志氏=多治見市白山町、オースタット国際ホテル多治見

◆テーマ「躍動する組織づくり~部下をやる気にさせるリーダーとは」

 岐阜新聞・岐阜放送東濃懇談会4月例会は26日、多治見市白山町のオースタット国際ホテル多治見で開かれた。夢育(ゆめいく)代表の松井裕志氏が「躍動する組織づくり~部下をやる気にさせるリーダーとは」と題して講演。部下とのより良い協働関係を築くために「相手に現れている変化、成長、成果に気付き、それらを言語化して行動で伝える『承認スキル』を鍛えて」と語った。

 リクルート退社後、中小企業診断士として組織のマネジメントや人材育成をテーマとした研修や講演を手掛ける松井氏。冒頭でボスとリーダーとの違いを、部下を追い立て、恐怖を吹き込むボスに対し、リーダーは自ら組織を引っ張り、目標や部下の存在価値を伝えると説明した。

 仕事の達成率が60%の部下に対する声の掛け方を例示。「誰でも自分の存在を肯定的に認めてほしいという願望を持っている」とし「過程や努力、成果を認めることで、信頼関係が生まれる。また成長に向けてチャレンジするエネルギーが得られる。叱ることも時としては大切だが、弁解の余地を残すべき」と行動に対する承認の必要性を説いた。

 さらに、部下のやる気を引き出す方法として、「個人と会社にとって何が大事なのかを話し合い、両方を満たすためにお互いに何ができるのかを考えることが大切」と述べ、「満たす部分が拡大すれば、個人の能力を最大限生かすことができ、誰もがやる気を発揮する組織となる。まずは積極的なコミュニケーションで、相手の気持ちや行動を尊重、承認して」と呼び掛けた。