岐阜新聞・岐阜放送懇談会
「片付け」で業務効率化《西濃5月例会》
スッキリ・ラボ代表 小松易氏

2017年05月31日 11:52

「片付ける意識を習慣化することが大切」と語る小松易氏=大垣市万石、大垣フォーラムホテル

「片付ける意識を習慣化することが大切」と語る小松易氏=大垣市万石、大垣フォーラムホテル

◆テーマ「会社が変わる!かたづけの力」

 岐阜新聞・岐阜放送懇談会の5月西濃例会は30日、大垣市万石の大垣フォーラムホテルで開かれ、片付けを通じたコンサルティングを手掛ける「スッキリ・ラボ」代表の小松易氏(47)が「会社が変わる!かたづけの力」と題して講演した。片付けが企業の業務改善につながるとして「片付けとは分別し、処分すること。片付ける意識を習慣化させることが大切」と語った。

 大学在学中にアイルランドに留学した際、トランク一つで生活できた経験から物を持たないことに対する意識が高まったという小松氏。建設会社勤務を経て、2005年9月に「スッキリ・ラボ」を開業し、「かたづけ士」として企業や経営者向けの研修、講演などを開いている。

 小松氏は、30秒以内に全ての物が取り出せる取り組みを進めている企業を紹介。「1日に10分間物を探していると、1年で44時間を探す時間に費やすことになり、見えないコストになっている」と指摘、整理整頓の大切さを説いた。

 その上で、上手に片付けるこつとして「動作や行動、考え方を変え、片付けを習慣化することが重要。片付けが得意な人と苦手な人では、『置く』という動作への意識が根本的に違う」と述べた。

 整理の四つのステップとして、①物を外に出す②分別する③処分する④しまう―を挙げ、「物を使えるか使えないかで判断するのではなく、使うか使わないかで判断して、処分してほしい。片付けの本質とは物との関係を終わらせることだ」と語った。