岐阜新聞・岐阜放送懇談会
車両基地、大きな強み 《在京県人会例会》
鉄道ジャーナリスト・梅原淳氏

2017年08月24日 14:30

「リニアの車両基地は岐阜県にとって大きなメリット」と語る梅原淳氏=東京・内幸町、日本プレスセンター

「リニアの車両基地は岐阜県にとって大きなメリット」と語る梅原淳氏=東京・内幸町、日本プレスセンター

◆テーマ「リニア中央新幹線は岐阜県に何をもたらすか」

 岐阜新聞・岐阜放送在京岐阜県人懇談会の第105回例会が23日、東京都内で開かれ、鉄道ジャーナリストの梅原淳氏(52)が講演した。梅原氏はリニア中央新幹線の車両基地ができる岐阜県は、他都市にない大きなメリットがあるとし「世界から人を呼べる可能性がある」と期待を込めた。

 梅原氏は三井銀行(現三井住友銀行)から雑誌編集に転じ、2000年から鉄道ジャーナリストとして活躍している。

 東海道新幹線の車両工場がある浜松市が工業都市として発展を遂げた例を挙げ、「中津川市も鉄道の町になるかもしれない」と指摘。リニアはトンネルが多く車体を見る場が少ないことも追い風になると捉え、「(見学ツアーなどで)世界中から人が集まる可能性がある」と見通した。

 また、車庫がある強みを生かし、名古屋からの回送車両を安く一般の乗客にも開放するようJR東海に働き掛けてはと提案。最後に「どんな影響があるか分からないが、岐阜県が大きく変わるきっかけにはなる。リニアをうまく使いこなして頑張って育ててほしい」と結んだ。