岐阜新聞・岐阜放送懇談会
豊かな時間の提供が鍵《在京県人会例会》
東京理科大専門職大学院教授 生越由美氏

2018年03月31日 09:31

「身の回りの価値ある資源を見過ごさないでほしい」と語る生越由美教授=東京・内幸町、日本プレスセンタービル

「身の回りの価値ある資源を見過ごさないでほしい」と語る生越由美教授=東京・内幸町、日本プレスセンタービル

◆テーマ「岐阜県のブランド&観光戦略」
 岐阜新聞・岐阜放送在京岐阜県人懇談会の第107回例会が30日、東京都千代田区の日本プレスセンタービルで開かれ、東京理科大専門職大学院教授の生越(おごせ)由美氏が「岐阜県のブランド&観光戦略」をテーマに講演した。

 生越氏は経済産業省特許庁で特許審査などを担当した。知的財産活用や商品開発、地域ブランド戦略が専門。

 講演では「社会の価値観が変わり、お金よりも自分自身が過ごす時間をいかに豊かにするかを追求する時代」と指摘。「地域のブランドや観光で、岐阜県が世界中の人にどのように豊かな時間を提供できるのか考えてほしい」と求めた。

 また、コンテンツ資源について、約90年前に米国の商務省に映画課が創設され「貿易は映画に続く」というキャッチフレーズの下、米国の豊かな生活を映画を通して伝えることで米国製品の輸出に成功した事例を紹介。アニメ映画の舞台を訪れる「聖地巡礼」が話題を集めた岐阜県の地域活性化に期待を寄せた。