岐阜新聞・岐阜放送懇談会
訪日客への「説明力」重要《岐阜6月例会》
国際ビジネスコンサル ジャーマン氏

2018年06月28日 10:30

「訪日外国人への説明力を磨いてほしい」と話すルース・マリー・ジャーマンさん=岐阜市長良、岐阜グランドホテル

「訪日外国人への説明力を磨いてほしい」と話すルース・マリー・ジャーマンさん=岐阜市長良、岐阜グランドホテル

テーマ「日本ならではの国際化とは?」
 岐阜新聞・岐阜放送懇談会6月岐阜例会は27日、岐阜市長良の岐阜グランドホテルで開かれ、国際ビジネスのコンサルタント業などを手掛け、英会話講座のテレビ番組などでも活躍する米国出身のルース・マリー・ジャーマンさんが「日本ならではの国際化とは?」と題して講演した。来日から約30年という日本での生活で感じたインバウンド(訪日外国人客)を事業に取り込むポイントを軽妙な語り口で提案した。

 2017年のインバウンドは約2900万人だったが、ジャーマンさんは「30年には8200万人まで膨らむ可能性がある」と説明。「特にサービス業では顧客の3割が外国人になると考えてもいい。最大のビジネスチャンスが来ると確信している」と語った。

 その上で、インバウンドの消費を促すためには、サービスや商品の魅力、背景などを丁寧に紹介する「説明力」が必要だと断言。山梨県で購入した伝統工芸品の名刺入れを一例として紹介し、「素材の特徴やデザインの意味がしっかり説明されていれば、インバウンドは適正価格を支払う。価格を引き下げるなど、無理に変わる必要はない」と述べた。

 最後に、簡単な英語を出席者とともに和やかに練習。「英語は、正しさよりハートが大切。街中で外国人を見つけたら、今回は次回のための練習だと思って積極的になってほしい」とエールを送った。