次の100年へ大垣市出航 水門川たらい舟秋運行

2018年10月06日 10:10

周囲の木々が色づき始めた水門川で、たらい舟の練習をする船頭役の女子大学生=4日、大垣市馬場町

周囲の木々が色づき始めた水門川で、たらい舟の練習をする船頭役の女子大学生=4日、大垣市馬場町

 岐阜県大垣市中心部を流れる水門川をたらい舟に乗ってゆったりと下る「水の都おおがきたらい舟」(大垣観光協会主催)が6日に開幕する。関ケ原合戦で大垣城を守っていた西軍の山田去暦の娘おあむが舟代わりにたらいに乗って堀から脱出した言い伝えにちなむイベント。水都の風情を楽しむ春の風物詩だが、市制100周年を記念して4年ぶりに秋も開催することにした。

 歴史ロマンに浸る観光イベントとして人気を集め、旅行代理店のツアーにも組み込まれている。市営東外側駐車場前から奥の細道むすびの地前まで約1・1キロを約30分かけて下る。

 アニメを活用した地域プロモーションに取り組む大垣市は今年、「おあむ物語」をテーマに同市出身の小説家中村航さんが原作脚本を手掛けたアニメをインターネットの動画サイト「ユーチューブ」で公開。現代のたらい舟のシーンも登場し、たらい舟下りをPRしている。

 4、5日、新人船頭はこぎ方や乗客への案内などを学び、本番に備えた。初めて船頭を務める大学生(18)は「生まれ育った大垣が大好き。乗客に大垣のいい所をたくさん伝えたい」と意気込んでいた。

 運航は11月25日までの土日祝日。1日6回で、最大24艘(そう)が出る。事前予約制。大垣観光協会のホームページからか、電話0584(77)1535で申し込む。