全身で楽しむ芸術 養老公園で体験型イベント開幕

2018年10月13日 11:36

開幕した参加体験型の野外アート作品「パーキング・プロムナード」=13日午前10時46分、養老郡養老町、養老公園

開幕した参加体験型の野外アート作品「パーキング・プロムナード」=13日午前10時46分、養老郡養老町、養老公園

 岐阜県養老郡養老町の養老公園を舞台に制作された大規模な野外インスタレーション(空間芸術)作品「パーキング・プロムナード」が完成し、13日、一般公開が始まった。会場では午前中から作品を鑑賞する人でにぎわっている。11月25日まで。入場無料。

 県美術館の大型野外企画「アートまるケット」の一環で、同館主催、岐阜新聞社、岐阜放送共催。

 制作したのは、活動13年目のアーティスト3人組「Nadegata Instant Party(ナデガタインスタントパーティ)(中崎透+山城大督+野田智子)」。岐阜県での作品発表は初めて。

 美術家の故・荒川修作さんと詩人の故・マドリン・ギンズさんが設計した養老天命反転地の北西のくぼ地約4900平方メートルに、車10台を「駐車」して遊歩道でつなぎ、〝自分自身の身体を乗りこなすための教習所〟という意味を込めた作品に仕上げた。

 参加体験型で鑑賞する仕掛け。来場者は、「(車に入って)天井に足をつけてみるといい」など、作品を理解するために提示されている18の指示通りに体を動かし、楽しみながら作品への関心を深めていた。

 14日午前11時半から、制作者3人と日比野克彦館長による作品案内が行われる。