未来へ光の懸け橋 市制100周年記念大垣花火大会

2018年10月14日 10:39

  • 滝花火とワイドスターマイン=13日午後7時56分、大垣市東町、揖斐川河畔
  • 花火に歓声を上げる観客=同

 華やかに空を彩る幅約300メートルのワイドスターマイン、迫力満点の滝花火-。水都の秋の空を舞台に、岐阜県大垣市東町の揖斐川河畔で13日夜にあった「大垣市制100周年記念 第62回大垣花火大会」。戦後復興のシンボルとして始まった花火大会がルーツの同大会は、西濃地域を代表する花火大会。西濃一円から多くの観客が訪れ、色とりどりに染まる夜空に目を輝かせた。

 開会セレモニーでは、主催者代表の碓井洋岐阜新聞社長と、小川敏市長があいさつ。観客のカウントダウンの声が響く中、西脇史雄大垣商工会議所副会頭と石川真恵市議会議長が点火スイッチを押した。壮大なスケールのワイドスターマインが音楽に合わせて夜空に打ち上がり、会場が一気に熱気に包まれた。

 今年は台風などの影響で開催を夏から延期。揖斐郡大野町の高校2年生(16)は「この時をずっと待っていた」。安八郡神戸町の会社員(18)は「秋の空に上がるのもきれい」と夜空を見上げた。

 市制100周年のスペシャルプログラムでは、華やかなワイドスターマインと全長100メートルの滝花火が登場。節目の年をイメージした光のシャワーが観客を照らした。養老郡養老町の会社員(41)は「市制100周年だから楽しみにしていたが期待通り」と満足げ。親子3世代で訪れた大垣市の女性(71)は「毎年見ているが100周年記念は豪華。孫も楽しんでくれている」と笑顔を浮かべた。

 フィナーレは、金冠(きんかむろ)の連続打ち。次々と打ち上がる金色の花火が夜空を埋め尽くし、暗闇になっても会場には割れるような拍手が響いていた。全国の花火大会を見ているという同市の会社員(54)は「久しぶりに来たけれど期待以上で最高。感動して胸がいっぱい」と話した。