【六華苑(最寄り・桑名駅)】 映画の名場面が浮かぶ

2018年10月15日 13:18

  • しょうしゃなたたずまいが印象的な洋館=三重県桑名市、六華苑

 「スパイ・ゾルゲ」「赤かぶ検事」「人間失格」「砂の器」など数多くの映画やドラマに登場した。

 実業家二代目諸戸静六の邸宅として1913(大正2)年に完成した。設計は、鹿鳴館で有名な英国人建築家ジョサイア・コンドル。

 まず目に飛び込むのは4層の塔屋を持つ洋館。コンドルが描いた当初の図面では塔屋は3階建てだったが、静六が「揖斐川が見たい」と言い、4階建てに変更されたという。

 和館や蔵、回遊式の庭園など大正ロマンに浸りながら、映画の場面を想像するのもいいかも。桑名駅から徒歩17分。

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 岐阜県西濃地域を縦断するように走る養老鉄道は、揖斐郡から安八郡、大垣市、養老郡、海津市を通り、三重県桑名市まで沿線7市町をつなぐ延長57・5キロのローカル鉄道だ。1919(大正8)年の全線開通から今年で99年。地域住民、観光客から「ようてつ(養鉄)」の愛称で長く愛されてきた。沿線を散策し、名物や名所・旧跡など見どころを探した。