西濃、関西色濃いめ 県内全域は東西"ええとこ取り"
WEBアンケート結果

2018年10月15日 13:20

 東西両軍が激突した天下分け目の「関ケ原の戦い」の舞台となった岐阜県不破郡関ケ原町は、交通の要衝であると同時に東西文化が入り交じる土地柄といわれてきた。調査結果からは岐阜県のそうした傾向をうかがうことができる。

20181020161934-31b2211a.jpg うどんとそばでは、西濃出身者はうどん派63・0%、そば派35・8%に対し、飛騨出身者はうどん派38・5%、そば派46・2%と逆転した。

20181020162257-e657358d.jpg カレーに入れる肉の好みは、岐阜、西濃の出身者は西日本で多いとされる牛肉を、中濃、東濃、飛騨の出身者は東日本で好まれる豚肉を選ぶ人の割合がそれぞれ高かった。

20181020162415-f3db617b.jpg うなぎのかば焼きは、関西風の「腹開きで蒸さずに地焼き。パリッと香ばしくタレも濃い」を好む人が県出身者で74・0%を占めた。ただ、飛騨出身者に限ってみると関西風は53・8%にとどまり、関東風の「背開きで一度白焼きにしたものを蒸してから再び焼く。淡白で柔かめ」を選ぶ人が30・8%いた。

20181020162530-0be2f662.jpg 言葉遣いも地域差が顕著に表れた。他人を非難する時、関西人が多用する「あほ」をよく使うのは岐阜、西濃両地域の出身者。一方、飛騨地域出身者は関東の「馬鹿」を使うと答えた。中濃、東濃両地域の出身者で最も多いのは東海地方でよく聞かれる「たわけ」だった。

 調査結果について、地域史研究家の松尾一さん(71)=岐阜市=は「全体的には西の文化圏ながら、東の文化も入り交じる"ええとこ取り"の岐阜県がよく表れている」と分析した。飛騨出身者に東の文化の傾向が強いことについて「幕府領だったことが影響しているのでは」との見方を示した。

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