後藤 晴香さん
ダンサー
ありのまま自己表現
もともと奥手で人と話すのが苦手な性格だった。でも、ステージに立つとありのままの自分を表現できる。「ダンスをやってきたからこそ今がある」と笑顔を見せる。
恵那市生まれ。小学生の時、友人のダンス発表会を見に行って心をつかまれた。「キラキラとした衣装で輝いて見えた」。その姿に憧れを抱き、地元のかやの木芸術舞踊学園でダンスを始めた。
岩村高校から名古屋芸術大に進学。ミュージカルコースに進み、踊りや歌、演劇と幅広く舞台の知識を学んだ。プロのダンサーになりたい-。卒業後に上京し、テーマパークでショーやパレードに出演した。
5年間の経験を積み、次のステップとして東京・六本木にある国内最大規模のショーレストラン「金魚」に入った。「ここでは人を振り向かせる力が求められる」。刺激を受けながらステージに立ち、華やかな踊りで観客を魅了する。
「誰もやったことがない、それでいて誰が見ても楽しめる作品を自分で手掛けてみたい」と新たな目標を見据える。東京都杉並区在住。32歳。