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岐阜新聞・岐阜放送懇談会

企業の社会的役割重要 《西濃3月例会》

中小企業コンサル・元気ファクトリー 小島俊一代表



「あなたの会社は世の中でどんな役割を果たしているかを考えて」と語る小島俊一さん=大垣市万石、大垣フォーラムホテル
「あなたの会社は世の中でどんな役割を果たしているかを考えて」と語る小島俊一さん=大垣市万石、大垣フォーラムホテル

◆テーマ「社員を大切にする元気な組織の作り方」

 岐阜新聞・岐阜放送懇談会の3月西濃例会は28日、大垣市万石の大垣フォーラムホテルで開いた。中小企業活性化コンサルタントの元気ファクトリー代表で、経営不振の老舗書店をV字回復させた小島俊一さんが「社員を大切にする元気な組織の作り方」と題して講演し「あなたの会社は世の中でどんな役割を果たしているかを考えてほしい」と語った。

 小島さんは、トーハンで九州支社長などを務め、同社が買収した松山市の明屋書店に経営再建のため着任。昨年まで社長を務めてリストラをせずに業績をV字回復させ、現在は企業コンサルタントとして活躍する。

 人口が減少する地方の書店再建のために「本屋に未来はないという事実から逃げるのはやめよう。最大の変化は変わらないことだと社員に語った」と当時を振り返った。在任中は完全週休2日制など社員が働きやすい職場づくりに取り組む一方、「各店舗の管理職に求める成果指標を明確にして、数値によるマネジメントを図った」とした。

 「会社が大切にすること、経営者のビジョンとバリューを社員に語り続けることが大切」とも指摘。社員の仕事を可視化することの必要性を訴え、「仕事によって世の中にどんな変化が起きるのか伝えてほしい。仕事が楽しくなれば人生も楽しくなる」と語った。