【苗木城跡】山城から大パノラマ
(中津川市苗木)

2018年09月01日 10:24

 寺や城跡など、東濃地方には観光資源が豊富にある。東美濃歴史街道協議会が選ぶ東濃各市のイチ押しスポットを紹介する。

 明治初期の廃仏毀釈(きしゃく)などの歴史で知られる旧苗木藩が拠点とした苗木城。木曽川右岸にそびえる城山(標高432メートル)の断崖の上に築かれた。現在は、天然の巨岩を巧みに利用した石垣が残る国史跡となり、遠方から山城ファンが散策に訪れている。

 天守跡の展望やぐらからは恵那山や中津川の市街地、木曽川など360度の大パノラマが楽しめる。日本城郭協会の「続日本100名城」に選ばれ、ムック本「日本の城ベストランキング」(晋遊舎)では山城部門の第1位に輝いた。

 9月1日からはJR中津川駅と同城跡前を結ぶ秋限定の路線バス(土日祝日のみ)が運行を始める。

 岐阜新聞社は「地方創生~チカラは地から~」をテーマに、県内各地で移動編集局を展開している。第4弾は東濃5市の魅力を伝える。

 美濃焼、地歌舞伎、山城、地酒、そして近未来のリニア中央新幹線―。山々に囲まれた東濃地域は、豊かな自然が育んだ歴史や伝統、ものづくり、食が多彩な輝きを放ち、多様な文化が交差する「宝箱」だ。

 問い合わせは市苗木遠山史料館、電話0573(66)8181。