岐阜新聞高速印刷株式会社は、2006年に岐阜新聞を印刷することを目的に、岐阜市今小町に設立しました。
2009年には、最新鋭の輪転機を導入した「岐阜新聞製作センター」を完成させ、今まで以上の鮮やかでクリアな紙面を読者の皆様に提供しています。
「悠遊ぎふ」「地域広告」など岐阜新聞社の別刷り印刷、また他社からの受託として「エンタテイメント情報紙」の印刷も行っています。
さらに、岐阜新聞社の出版物や社内書類、イベントに使われるチラシやツールなどの印刷物を内製化しています。
―入社のきっかけは
先生に勧められました。新聞社の印刷部門を担う職場で、社会に必要とされる仕事であり、待遇面も魅力的でした。深夜勤の手当ても厚いです。
―普段の仕事は
朝刊の印刷が主で、夜勤が中心です。
―夜勤というとツラいイメージが先行しますけど
それが、そうでもないんです。夜ごはんを家族と食べた後出勤し、未明に帰宅できますので午前中に起床できます。
通勤ラッシュに巻き込まれることもありません。
―新聞は毎日発行されてますが、お休みは
ローテーションになっていますので、きちんと休めますよ。土日に休みたい場合は、あらかじめ希望を伝えておけば調整してもらえます。
―ライフスタイルは
遊びでゴルフ練習場に通っていたのですが、先輩に誘われコースに出ました。ハマりにハマってます。昼間の時間が活用できますので、練習しまくってます(笑)
―職場環境は
印刷って聞くと、インキ汚れとか連想されるかもしれませんが、思ったよりキレイですよ。メンテナンス時は多少汚れますけど。作業着、作業帽、安全靴は会社から支給されます。クリーニングも会社で行ってもらえます。シャワーも完備されてますしね。
―仕事上、意識していることは
プルーフといわれる色見本を忠実に再現することを意識しています。グラビアアイドルの写真集を見ても、見当(印刷時の色ずれ)が気になって楽しめません(笑)
もちろん、事故や断紙(印刷用のロール状に巻かれた紙が途中で切れること)が発生しないように、細心の注意を払っています。
―失敗はありますか
紙継ぎ(印刷を途切れさせないために、ロール状に巻かれた紙をつなぐこと)に失敗し、印刷を止めたときです。遅配(配達が遅れること)を発生させては、読者の皆様にご迷惑をおかけしてしまします。「ヤベっ!」くらいでは済みません。半泣きです。先輩のフォローでリカバリーできました。
―どんな仕事人になりたい
印刷に関わるすべての仕事を任されるようになりたいです。また、入社10年を越え後輩も増えてきたので、人望の厚い先輩であることも必要かもしれませんね。
―これから一緒に働きたいという方へのメッセージは
朝刊の配達に間に合うように日々刷り上げなければならないので緊張の連続です。とてもスリリングな仕事で、刷了(印刷が完了すること)したときの達成感は格別です。職場の雰囲気も良いので、すぐに慣れますよ。一緒に働ける日を楽しみにしてます。
―入社のきっかけは
岐阜新聞紙面の募集欄の求人広告を見て、面白そうだなあと思いました。前職が印刷会社勤務で、入社当初に担当した新聞印刷では、でっかい機械に感動したものです。
―POD室での仕事は
2年前に岐阜新聞グループ内の印刷物を内製化する目的でPOD室が新たに作られました。POD室とは簡単に言えば、デジタル印刷機を使って小部数の出版物、イベントに関わる印刷物、社内の名刺など、社外に印刷を依頼していたものを社内でやってしまうところです。
以前の職場の経験を買われて配属になり、紙の選定から編集、印刷、製本、納品まですべてこなします。
―勤務時間は
新聞印刷業務とは違って、月〜金曜日の昼勤務、基本的に土日祝休みになります。残業は時々ある程度です。
―休みの日は
ほぼ趣味に費やしていますね。クライミング、ロードバイク、スキーと多趣味で、月曜日はいつもヘロヘロになって出勤してます(笑)
―職場環境は
今のところ、午前中はひとりで業務にあたっていますが、午後は2名体制になります。
―仕事上、意識していることは
印刷工程のすべてをこなさなくてはいけないので、非常に幅広い知識が必要になります。日々勉強です。ひとつひとつの工程を確実に進めていくことを意識しています。
―失敗はありますか
失敗ばっかりです!なかなか自分の満足するものはできませんね。
―どんな仕事人になりたい
編集から印刷、製本まですべてに対してプロフェッショナルになりたいですね。大きな会社にはできないことができるようになりたいです。
―これから一緒に働きたいという方へのメッセージは
印刷業務の経験はあったほうが役には立ちますが、結局はコツコツと諦めないでできる方はどんなことでもできると思います。
興味ある方は一度見学してみては?