競泳のパリ五輪代表合宿で笑顔を見せる本多灯=東京都内

 競泳のパリ五輪代表が9日、東京都内での合宿を公開し、2月の世界選手権で男子200mバタフライを制した本多灯は痛めていた左足首が通常の練習がこなせるまでに回復したと明かした。「心肺機能とかは少しずつ戻ってきている」と話した。

 本多や東京五輪女子個人メドレー2冠の大橋悠依は、5月下旬から欧州GPに出場する。大橋は大会後にスペインで高地合宿するなど帰国せずにパリに入る。「長い遠征になるけど覚悟は決めやすい。緊張感を持ちながらやりたい」と述べた。

 合宿ではリレーの引き継ぎなどを確認。主将の水沼尚輝は「自分自身がやらないといけないことに取り組んで感化されて動いてくれたら」と述べた。