男子フリー86キロ級準決勝で韓国選手(奥)に勝利し、五輪出場枠を獲得した石黒隼士=ビシケク(共同)

 【ビシケク共同】レスリングのパリ五輪アジア予選は19日、ビシケクで開幕して男子フリースタイル6階級が行われ、65キロ級の清岡幸大郎(三恵海運)が準決勝で中国選手に勝って、上位2人に与えられる五輪出場枠を獲得し、初の代表に決まった。

 86キロ級の石黒隼士(自衛隊)も初の五輪代表を懸け、韓国選手との準決勝に臨む。各階級とも決勝は実施しない。

 97キロ級の吉田アラシ(日大)は準々決勝、125キロ級の山本泰輝(自衛隊)は初戦で敗れ、今大会での出場枠を逃した。5月の世界最終予選(イスタンブール)に回る。

 アジア予選は21日までで、女子は既に全6階級の代表が決まっているため参加しない。