虎渓山永保寺(岐阜県多治見市虎渓山町)は15日、毎年恒例の宝物一般公開を実施した。国宝の観音堂に安置された菩薩(ぼさつ)像や県重要文化財の涅槃(ねはん)図などが約3年ぶりに参観者のすぐ近くで公開され、一目見ようと市内外から大勢の人が訪れた。
かんたん検索! 岐阜県・東海のイベント お出かけ情報総合サイト「ぎふっと!」毎年3月15日の涅槃会(え)法要に合わせて公開している。新型コロナウイルス感染拡大のため、2021年と22年の公開では建物に入ることはできなかった。
1314年の建立とされる観音堂では、108本の流木で作られたと伝わる岩窟式厨子(ずし)に安置された聖観世音菩薩坐像(ざぞう)(県重要文化財)が開帳された。参拝客は厳かに手を合わせ、像を間近で観察したり、ガイドらの解説に聞き入ったりした。
美濃加茂市のパート従業員の女性(52)は「目の前で見ることができて感動した。心が無になったような気分だ」と話した。
この日はほかに国宝の開山堂が開放され、涅槃図など重要文化財の展示も行われた。










