東京電力は25日、福島第1原発周辺で24日に採取した海水に含まれる放射性物質トリチウムの濃度を分析した結果、検出できる下限値未満だったと発表した。

 24日午前10時43分ごろ、電源供給系統の一部が停止したことにより、処理水の海洋放出は約6時間半止まった。海水は同日早朝に採取した。

 東電は19日に5回目の放出を開始している。