岐阜県と岐阜市は6日、県内39市町村などで新たに725人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。日曜日発表の感染者としては過去最多を更新した。直近1週間の人口10万人当たりの感染者数は300・75人となり、300人を初めて超えた。感染者数は累計3万4443人。

 直近1週間では1日平均で約850人の新規感染者が確認されている。5日時点の人口10万人当たりの感染者数は愛知県が514・73人で全国7位、岐阜は19位で、三重県は273・12人で26位。

 県健康福祉部の堀裕行部長は「これまで経験したことのない感染状況が続いている。他県の状況を見ると、現時点で(岐阜県が)ピークに達したとは考えにくい。しばらくは増加が続く可能性は高い」と分析。「感染者の高齢化が進み、医療機関での感染確認も相次ぐ中で、医療提供体制への負荷が重くなっている」と現状を述べた。

 5日時点の自宅療養者は前日比177人増の3904人で、10日連続で過去最多を更新した。宿泊療養施設の入所者は前日比6人減の631人。病床使用率は58・9%。重症者は5人のままとなっている。

 クラスター(感染者集団)は新たに2件を確認した。可児市の病院では、同じ病棟にいた医療従事者と患者の計9人の感染が分かった。羽島市の高齢者福祉施設では、職員と入所者6人の陽性が判明した。

 拡大したクラスターは11件。岐阜市の保育施設関連では10人増の69人。瑞浪市の障害者福祉施設では6人増えて44人となった。