秋季岐阜県高校野球大会最終日は29日、長良川球場で行われ、決勝で大垣日大が3―2で中京に逆転勝ちし、9年ぶり8度目の優勝を遂げた。3位決定戦は岐阜第一が4―3で岐阜城北に逆転勝ちし、2年連続19度目の東海大会出場を決めた。
来春の選抜の参考資料となる秋季東海大会は19日から静岡市の草薙球場などで行われ、岐阜1位の大垣日大、2位の中京、3位の岐阜第一が出場する。
◆粘り強く逆転 宿敵中京を撃破し、新生大垣日大が初の県制覇
投手層の厚さと、粘り強さを発揮した新生大垣日大が秋季県大会決勝で3連敗していた中京を逆転の末に下し、県1位で東海大会に挑む。今春からチームを引き継いで、初の県の頂点に立った高橋正明監督は「秋の決勝で中京に負けることが多かったので、素直にうれしい」と喜んだ。
絶体絶命だった。...