ノーベル平和賞を受賞して「もう少し被爆者として生きろ、と教えられた気持ち」と話す木戸季市さん=岐阜市前一色、長森コミュニティセンター
ノーベル平和賞受賞決定を受けて、市民らに喜びを語る被団協の木戸季市さん(左から3人目)と県内被爆者ら=11月26日、岐阜市端詰町、日本キリスト教会岐阜教会(撮影・堀尚人)

◆被爆者高齢化、活動継承が課題

 日本原水爆被害者団体協議会(被団協)に今月、ノーベル平和賞が授与された。太平洋戦争で被爆した人々らが核兵器廃絶を訴え、国に援護を求めてきた活動が改めて国際的に注目を集めた。ノルウェーの首都オスロでの授賞式には、被団協事務局長の木戸季市(すえいち)さん(84)=岐阜市=が出席。県内の被爆者や支援者らも歴史的な瞬間を見守った。

 被団協は、1945年8月に広島と長崎に投下された原爆の被爆者らにより56年に結成。当事者たちの地道な活動は、...