内閣府が16日発表した2025年10〜12月期の国内総生産(GDP、季節調整済み)速報値は、物価変動の影響を除く実質で前期比0・1%増、年率換算は0・2%増だった。プラス成長は25年4〜6月期以来、2四半期ぶり。省力化など企業の設備投資が堅調だった。個人消費は前期比0・1%増と力強さを欠いたが、プラスを確保した。ただ米国の関税政策の影響もあり輸出は不振だった。

 経済規模をそのまま表す名目値で見た25年のGDPは、物価高を受け前年比4・5%増の662兆7885億円だった。

 企業などの設備投資は前期比0・2%増だった。人手不足を踏まえ、省力化のためのソフトウエア関連の投資がけん引役となった。内需の柱となる個人消費は、新機種への買い替え需要を背景に携帯電話が伸びた一方、自動車購入はマイナスだった。物価高で魚介類や野菜、外食への出費も減った。

 輸出は自動車の減少が響き0・3%減、輸入もパソコン需要などが低調で0・3%減だった。