傍聴人が入廷する前に被告の手錠と腰縄を解錠する公判が一部で始まっている岐阜地裁=昨年12月、岐阜市美江寺町

 傍聴人の前で被告が手錠・腰縄を付けたまま入廷する-。この刑事裁判の運用が変わりつつある。最高裁は1月、傍聴人から手錠・腰縄姿の被告を見られないように配慮するよう全国の裁判所に通達を出した。岐阜地裁では、傍聴人の入廷前に被告の手錠と腰縄を解錠する公判が一部で始まっており、県弁護士会刑事弁護センター委員長の小林明人弁護士は「全国的に見てもこうした配慮はまだまだ珍しい」と話す。

 「準備ができたので入廷してください」。岐阜地裁で、1月に行われた...