色見本帳「草木染譜」の第1巻、第2巻を広げる所鳳弘さん。ドイツのクレーフェルトシルク美術館に常設展示される=22日、大垣市御殿町
所鳳弘さんの仕事の足跡といえる「草木染譜」。自然から引き出した色が並ぶ

 日本の伝統工芸の「組みひも」や「草木染」を世界に伝える活動を52年にわたって続ける大垣市御殿町の染織家所鳳弘さん(85)の作品が、ドイツのクレーフェルトシルク美術館に常設展示されることが決まった。「仕事の歴史を集約した私の足跡」と愛着を持つ草木染の色見本帳の一部も提供する。常設展示コーナーの設置は国内外を通じて初めてで、「日本で1500年続いてきたものが海を渡って発展していることが伝われば」と願う。年明けにも実現する見込み。

 1974年から...