南濃みかん栽培体験への応募を呼びかけるJAにしみの南濃みかん部会員ら=岐阜新聞本社

 岐阜県内唯一のミカン産地、海津市南濃町で「南濃みかん」の栽培を体験する事業「まどかに」が本年度、初めて行われている。農業への就労意欲がある人が対象で、担い手確保につなげる狙い。西美濃農業協同組合(JAにしみの)南濃みかん部会員らが岐阜新聞本社を訪れ、応募を呼びかけた。

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 市が実施主体となり、JAにしみのと同部会の生産者、県西濃農林事務所が協力して行う。対象は18~65歳前後で、就業体験として賃金も支払われる。摘果作業は8月に終えており、今後は11~12月に収穫作業を予定する。生産者との交流や栽培技術を学ぶ機会も設ける。募集は10人程度で現在、市内外から3人が応募しているという。

 南濃みかんを巡っては、同部会の生産者約100人を中心に栽培しているが、高齢化などによる担い手の減少が課題となっている。飯田多加弘部会長(71)は「南濃みかんに関心を持つ人が増え、新たな担い手につながれば」と期待する。

 栽培体験に関する問い合わせは同市農林振興課、電話0584(53)1351。(佐合千子)