【ニューヨーク共同】米メディア大手スカイダンス(旧パラマウント・スカイダンス)は6日、同業ワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)の買収が完了したと発表した。企業価値が1100億ドル(約17兆円)規模とされる大型買収により、1世紀を超える歴史を持つハリウッドの二大映画製作スタジオを中核とする巨大メディア複合企業が誕生した。

 統合後もパラマウントとワーナーの映画スタジオを維持し、年間30本以上の映画を製作する方針だ。自社の配信サービスは計約2億人の契約者を抱えるほか、ネットフリックスなど競合他社にも映画や番組を供給する。技術基盤や管理部門の合理化で、3年以内に60億ドル超の収益改善効果を出すとしている。

 WBDは2025年12月、映画スタジオなどを売却することでネットフリックスといったんは合意。その後、スカイダンスが敵対的買収を仕掛けて逆転した。スカイダンスは今月2日、パラマウント・スカイダンスの社名を変更し、買収完了に合わせスカイダンスにすると発表していた。